INTERVIEW

“手に職”を、本気で手に入れるために──未経験からDBエンジニアへ

データベースエンジニア・29歳

T.Rさん

2022年入社

“誰かの支え”から、“仕組みを支える”仕事へ。

福祉大学を卒業後、社会福祉士として地域の相談支援業務に従事していた高橋さん。
「もっと技術的に長く活躍できるスキルを身に付けたい」と一念発起し、IT業界へのキャリアチェンジを決意。2022年にアリスへ入社し、SQL研修を経て現在はデータベースエンジニアとして活躍中です。

Entry

未経験でも「やればできる」と思えた

「文系出身・未経験・30歳手前、正直不安だらけでした。でもアリスの研修で、“いけるかもしれない”に変わりました。」
アリスでは、完全未経験者を対象としたIT基礎研修が整っており、特に高橋さんはSQLやRDBの操作に興味を持ち、データベース領域を選択。研修中もメンターがついてくれるほか、Slackでの質問対応や定期レビューがあり、挫折せずに学び続けられたといいます。

Job

「縁の下の力持ち」ポジションで、手応えを感じる日々

「今はデータベース構築やパフォーマンス改善を担当しています。人から“ありがとう”と言われる機会も増えました。」
現在は、大手金融系クライアントのDBチームに所属し、PostgreSQLやMySQLなどの構築・運用業務に従事。ストアドプロシージャの作成やインデックスチューニング、障害発生時のログ解析など、徐々に中核的な業務にも関わり始めています。
「見えにくい仕事だけど、現場の“安定”を守る役割」としてやりがいを感じているとのこと。

Growth

福祉職からのキャリアチェンジも、強みに変わる

「前職で培った“相手の話をきちんと聴く力”が、今も活きている気がします。」
福祉業界で相談援助や書類作成、行政対応をしてきた経験は、ITの現場でも活きていると高橋さん。
「例えば、開発者が困っていることを正確に理解して、最適なデータ構造を提案する場面などでは、“話を聴く力”がすごく役に立っています。」と語ります。異業種出身の自分だからこそ出せる価値があることに気づいたのは、入社後の大きな発見でした。

Culture

「聞けば応えてくれる」から、ずっと続けられる

「どの工程に進みたいか、どんなスキルを身に付けたいか。全部、自分で決められるのがいいですね。」
案件選定も営業担当と二人三脚で進められ、「現場に入りっぱなし」になることがない安心感があるとのこと。
月1回の面談では、将来的に資格取得を目指す話やキャリアの相談もフランクにでき、「営業が味方でいてくれる」と語ってくれました。

Vision

“組織に頼られるDBエンジニア”を目指して

「次は、チーム横断でDB全体の設計を任される存在になりたいです。」
現在は業務内外でOracleやクラウドDB(Auroraなど)にも挑戦中。将来的には、要件定義の段階から関われるDBアーキテクトを目指しています。
「目指したい姿があるから、今の業務にも意義がある。そう思えるようになった」と高橋さんは語ります。

Message

“経験ゼロでも、手に職は手に入る”

アリス
最後に、IT業界に興味があるけれど一歩踏み出せずにいる方へ、メッセージをお願いします。

T.Rさん
「文系だから」「もう若くないから」「未経験だから」——そうやって迷っている方こそ、私の経験を知ってもらえたら嬉しいです。
最初は本当に何も分からなかった私でも、いまは専門職として、チームの一員として現場で必要とされる実感を持って働けています。
技術はあとから身につきます。
大事なのは「学びたい」という気持ちと、それを受け止めてくれる環境に出会うこと。アリスにはそれがありました。
「自分にもできるかも」と思ったなら、それはもう、十分なスタートラインに立っている証拠だと思います。